会社概要
About佐賀刃物の由来
佐賀刃物のルーツをたどると、遥か慶長年間にまでさかのぼります。当時、肥前の国は佐賀郡を本拠地に鍋島藩が統治していました。
その御用刀鍛冶として、初代・忠吉から八代新佐ェ門忠吉までの数々の名刀工が活躍し、肥前刀の優れた伝統を守り、高い精度を誇る佐賀刃物の歴史の礎を築きあげたのです。
特に、初代・忠吉の名刀工としての腕と技は広く世間に知れわたり、行広、正広、忠国などの有名な門下生を多く排出しました。
これら秀でた門下生の子孫や子弟たちに高度な技術が伝承されて、今日の鎌や包丁など品質で名高い佐賀刃物に息づいているのです。
世界へ広がるグローバル展開
弊社は、中国で製造工場を設立し国内・中国と製造ラインを2つ稼働し、生産を行ってきました。
近年では、海外での日本の刃物の評価も高く、包丁に関しては主にヨーロッパを中心とした海外へのチャレンジを行っています。
海外見本市への出展や販売代理店と協力し刃物の販売に力を入れています。現在は包丁を中心とした輸出を行っていますが、園芸刃物においても開拓地である東南アジアや農業圏である西ヨーロッパにも流通させていきたいと考えています。
Company Profile
会社概要名 称 | 吉田刃物株式会社 |
代表取締役社長 | 吉田 健司 |
所在地 | 本社 ( 工場 ) 佐賀県多久市南多久町大字花祭 2808 |
創 業 | 昭和 21 年 11 月 |
設 立 | 昭和 55 年 10 月 |
資本金 | 3,200 万円 |
土地建物 | 本社 ( 工場 ) 敷地 7,500 平米、建物 4,500 平米 |
従業員 | 41 名 |
Production Items
主要生産品目ガーデニングナイフ事業部 |
1.家庭用刃物 ( 包丁・ステンレス包丁等 ) 2.園芸用刃物 ( ねじり鎌・刈込鋏・小鍬等 ) 3.農業用刃物 ( 唐鍬・平鍬・鎌・鉈 ) |
インダストリアルナイフ事業部 | 4.機械用刃物 ( チッパーナイフ等 ) |
History
会社沿革1936 年 4 月 | 柳川藩御用鍛治武藤信濃ノ守久広 ( 三代 ) に入門 ( 創業者、吉田清 司 ) |
1943 年 4 月 | 全国新作日本刀展覧会出品入賞刀匠名、肥前国住信清 ( 創業者、吉田清 司 ) |
1946 年 11 月 | 佐賀県小城郡牛津町に農事用刃物工場設立 |
1971 年 7 月 | 技術水準向上を生産合理化の為、熱処理工場の建設及び九州で只一基 複合鋼板圧延機を導入し、 最新工場として躍進 |
1976 年 11 月 | 大型機械導入に伴い佐賀県多久市南多久町に工場を新設移転 |
1980 年 10 月 | 生産能率の向上と組織の拡充に伴い個人経営から資本金 800 万円の法人組織とする |
1982 年 | 機械刃物工場を増設し、最新鋭の雰囲気炉を導入 |
1983 年 | 圧延品搬送設備により、科学技術庁長官賞を受賞 ( 元工場長 吉田忠治 ) |
1986 年 1 月 | 資本金 800 万円を 3,200 万円に増資し経営の拡大を図る |
1989 年 2 月 | 中国に合弁会社 ( 常州中吉工具有限公司 ) を設立する |
1989 年 4 月 | 機械刃物の生産拡大の為に機械刃物事業部工場を新設 |
1989 年 8 月 | 省力化の為の、連続電気焼入焼戻機を導入する |
1991 年 | 日商リサーチにより鋼付ねじり鎌全国シェア日本一となる |
1991 年 | 吉田正文二代目社長就任 |
1992 年 | 4軸曲げ加工機開発により、科学技術庁長官賞を受賞 ( 工場次長 平林晴利 ) |
2001 年 4 月 | 中国合弁会社を独資会社に組織変更 |
2002 年 4 月 | 事務所隣にアンテナショップを開設 |
2005 年 | 中国合弁会社を独資会社に変更 |
2006 年 10 月 | 中国に新工場(常州九佐吉工具有限公司)を設立 |
2010 年 10 月 | GK 事業部にて高周波焼入機導入 |
2012 年 | 中国に新工場建設、移転 |
2013 年 4 月 | ステンレス刃物量産工法により文部科学大臣表彰創意工夫功労者賞を受賞(秀島幸広) |
2013 年 10 月 | 吉田健司三代目社長に就任 |
Access
〒846-0025
佐賀県多久市南多久町大字花祭 2808
吉田刃物株式会社 直売処
TEL:0952-76-3868
FAX:0952-76-4126
車でお越しの場合
長崎自動車道 多久 I.C よりお車で 約 7 分
電車でお越しの場合
最寄駅:JR 東多久 ▲ お車(タクシー)で 約 7 分
※場所が分かりにくいのでナビ登録をおススメしております。